boule de neige winery

飲んだワインの記録です

荒戸山ワイナリー QAUGURA 2020

とある雑誌で、岡山のワイナリーが増えてきているということを知り、興味が出てきてふるさと納税でいただきました。

イタリアのワイン用ぶどう品種サンジョヴェーゼ/Sangioveseを主体とし、同じくイタリア品種のネッビオーロ/Nebbioloを合わせた赤ワインです。石灰岩の岩だらけの荒れ地を開墾し宮ノ峠の畑、南向きに広がる斜面を開墾した老栄の畑、二つの畑とも岡山が誇る高品質な生食用ぶどうを生産する栽培技術・生産管理方法いわゆる「岡山方式」の棚栽培で丁寧に育てたぶどう達です。
白ワイン同様に醸造はシンプル、スタンダードを心掛け、ぶどうの個性を最大限引き出せればと考えています。ネッビオーロ加える事により若干色が明るくなりますがタンニンとしなやかさを感じられるワインになりました。トロンセ産のフレンチオークの樽に約12ヵ月熟成させ、アタックは優しめですが時間と共に開く香りの余韻を楽しんで頂けると思います。
『QAUGURA(クァウグラ)』という名称は、この地に根付く伝統文化である備中神楽とイタリア語でaugura(希望)を組み合わせた造語です。備中神楽の舞の力強さをワインのテイストに込めてラベルで表現しています。

引用元:

okayamawine.jp

確かにサンジョヴェーゼのワインにしては色が明るいという第一印象です。そして見た目の印象よりも香り高くて驚きました。優しい花系の香りでしょうか。

これまで岡山のワイン、という先入観によるイメージが無かったのも良かったのか、想像以上においしく感じたワインでした。