CASTELLO DI AMA HAIKU 2017
キャンティ・クラシコの名門が仕立てる異色のブレンドワイン。日本の「俳句」をコンセプトに造られています。最初から香りが開いているので、非常に分かりやすく飲みやすい仕上がり。トスカーナの良さを残しつつ、インターナショナルな要素を取り入れた革新的な1本です。
手摘みにて収穫されたブドウは選果台にて厳しく選別され、除梗と穏やかな圧搾の後、ステンレスタンク内で野性酵母によるアルコール発酵。その間幾度も行うルモンタージュと4週間ものマセラシオンにより、色素やタンニン、エキス分を最大限に抽出します。その後オークにてマロラクティック発酵。ブドウ品種ごとに醸造したワインは、ブレンドされ、12ヵ月間の樽熟を経て瓶詰されます。
外観は、深みのあるルビーレッドの色調。グラスからは、ダークチェリーやワイルドベリー、プラムの果実香に、華やかな花やミント、紅茶やスパイス、鉄のニュアンスが重なった重層的なアロマが立ち上ります。口当たりはスムースで、果実味とスパイスの風味が綺麗に溶け込んだ味わいが特徴。非常に滑らかなタンニンが、繊細な酸とのバランスを保ちながら、調和の取れた心地良い余韻へと導きます。サンジョヴェーゼとメルロ、カベルネ・フランが織り成す、多層的で深みのある見事な出来栄えです。
引用元：
日本の俳句をコンセプトに作られたスーパータスカンという点に興味を持ち入手した1本です。メルロやカベルネ・フランも効いているのか、パワフル一辺倒ではない優しさを感じました。
